日本の「色」に魅せられる

投稿日:2017年08月17日

作成者:kagetsuddo

今日、雛人形の衣裳に日本伝統の草木染が使われることは、ごくわずか。しかし佳月は、草木染にこだわり続けます。そこには、心の原点があると信じるからです。
たとえば十二単に用いられる「茜染め」は万葉集にも詠まれ、日出づる国の色、怪我から身を守る光の色として貴ばれてきました。 また「蓬(よもぎ)」で染められた着物の多くは、肌に近い部分に着用するものとされました。
それは蓬の殺菌成分を活かし、身を清潔に保つため。医療や薬も十分でなかった時代の知恵。薬を飲む意味の「服用する」は、身につけることから生まれたと言われています。
草木染はその美しさの中に健康と長寿への祈りを秘めた、心の原点の色彩なのです。

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